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7.スワップポイントとは

スワップポイントとは、FXで得られる利益のひとつで、2つの通貨の金利差に発生する利益の事です。
通貨にはそれぞれの国が定めた金利がありますが、近年の不況下の中で、日本金利は、ほぼ0%同様の超低金利状態です。アメリカもリーマンショック以来の金融危機で、ほぼ0%までに金利が下降しています。
ただこの影響が少なく、経済発展を遂げている豪ドルや南アフリカのランドは、いまだに高金利を維持していると言えます。
FX取引では、このような2通貨間の金利差をスワップポイントといい、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買い、そのポジションを維持すると、維持した金額と期間分のスワップポイントを受け取ることができます。
たとえば2国間の金利差が年2%なら、その金利差2%の日割り金利が、買いポジションを維持していた期間に比例して振り込まれることになります。
もし、米ドルが1ドル100円で、両国の金利差が2%であったなら、買いポジション(100万円で1万ドルを買った)を1年間維持すると、20000円の金利差を受け取れます。

このように、金利の高い通貨を買って、持ち続けるだけでスワップポイントと言うリターンが期待できるので、スワップポイントでの利益獲得狙いで、FXに投資する投資家も多いと言えます。
先述しましたが、スワップポイントは、1年間といった長期間買いポジションを維持しなくても貰えます。
買いポジションを維持した日数分もらえます。
毎日決まった時間に加算され、ポジションを持ったままその時間を経過すると、その日のスワップポイントが加算されます。
このようにポジションを持ったまま翌日まで持ち越すことを、ロールオーバーと呼びます。
ここが、満期にならないと金利が貰えない外貨預金との決定的な利点です。
また、スワップポイントは、取引額を基に計算され、レバレッジをかけた倍数だけ大きくなることも魅力の1つです。

ただ、スワップポイントは支払うこともあります。
低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買えば、その金利差がもらえますが、これと反対に、高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買い、そのポジションを持っていると、スワップポイントを毎日支払う必要があります。
例えば、取引に売りから入って、円を買う場合などは、借りてきた外貨(売りから入る場合は、当該通貨を借りて売ることになる)の金利が高いので、円のスワップポイントを支払うことが必要です。
また、スワップポイントは、ポジションを長期間維持することで、為替差益のリスクヘッジのための機能も享受できます。