img_04

5.FX のリスク

多くの利点があるFXですが、他の投資と同様に、FXにも投資リスクは存在します。
特にFX初心者は、FXの全ての魅力の裏には、リスクも隠れていると肝に銘じて取引しなければなりません。
FXは、各国通貨を原資とする投資なので、当然ですが為替変動のリスクがあります。
為替が変動しないのなら利益も生まないので、まさに為替変動は両刃の剣といった性格を有しています。
通貨取引では、自分の買った通貨が上がれば、為替差益と言う利益を得られますが、逆に、安くなれば為替差損と言う損益が発生します。
例えば、為替レート1ドル90円の時に、9万円分ののドル(1000ドル)を買った場合で、そのドルを円に代える時に、為替レートが1ドル80円に変動していると、交換した円は8万円にしかなりません。
ここに、1万円の為替差損が生じています。

また、FXの魅力は、少額の証拠金を担保として預託すれば、その数倍から何十倍のレバレッジをかけて、大きな取引ができることですが、思惑通り為替レートが動けばレバレッジの効いた分だけ大きな為替差益を受けられますが、逆に動けば、為替差損も同様に大きくなります。
初心者の内は、レバレッジをなるべく低く設定した取引がお薦めです。

FXには、証拠金を上回る損失を防ぐために、マージンコールやロスカットといったリスク回避システムがあります。
通常、現在の含み損(現在のレートで決済した場合の損失)を証拠金から差し引いた証拠金残高が、取引に必要な証拠金の50%程度まで減ると、それが投資家に連絡に連絡されます。
これがいわゆるマージンコールと呼ばれるものです。
マージンコールがあったにも関わらず、追証(証拠金の追加)等を行わず、状況が改善されなかったり、予め設定されたFX取り扱い業者の必要証拠金維持率(一般的には30%程度)を割り込んだ場合は、自己の意思に関係なく、これによって、投資家は預託しておいた証拠金の大半を損失することになります。
これに対する対策方法としては、予め預託する証拠金の額を多めにして、時間的・資金的に余裕を持ってFXを行う事ことだと言えます。
更に、FX取引の大きな利点の1つである金利変動によるスワップポイントについてもリスクは伴います。
FXでは各国通貨間の金利差によって、スワップポイントを受け取れるメリットがありますが、ただ、金利が変動して高金利だった通貨の金利が低くなると、スワップポイントが減少したり、マイナスに転じてしまう可能性もあります。
このような状況に備えて、普段から各国の経済情勢や金利動向を詳細に検討する習慣をつける必要があります。
また、FX通貨の組み合わせを分散しておくことも、リスクを回避する1つの手段と言えます。