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3.FX取引とは

FXとは、外国為替証拠金取引(Margin Foreign Exchange Trading)のことで、略してFXと呼んでいます。FX取引は一口に言って、「自国や他国の通貨の売買で、利益を狙う取引」と言えます。
「通貨を売買で利益を狙う」とは、異なる2国間の為替レート(各国通貨の交換比率)の変動を利用して、その差額を利益としようとすることです。
例えば、今1ドル80円であったものが、その後、1ドル85円になり円安に変動すれば、1ドルに付き交換手数料を入れなければ、1ドルで5円の利益を得たことになります。
通常これに何倍かのレバレッジがかけられているので、その利益額は大きなものになる可能性があります。
またこのような、日本円と外国の通貨のやりとりだけでなく、ユーロと米ドル、米ドルとポンドなど、異なる2国間の通貨を取引することで利益(為替差益)を得ようというのがFX取引です。
FXは、差金決済の取引であり、差金決済とは、売りと買いの差額(差金)のみを決済することです。
例えば、10万円をFX会社に証拠金として預け、100万円分のFX取口座を開設したとします。
その証拠金を元に、1000ドルを買った場合では、1ドル80円とすると、8万円分を使ったことになります。
このようにドルを買うことを「ドル円で、1000ドルの"買いポジションを持つ"」と言います。
また、買いポジションと言う意味は、「買っている状態」のことも表します。
FX取引は、差金取引であり現物投資ではないので、現実に1万ドル所持している訳ではありません。
例えば、この1000ドルの買いポジションを維持している状態で、その後、1ドルが85円になったとすると、1000ドル×85円=85000円となります。
所持している買いポジション(資産)が円安に5円変動したので、5000円の差益が発生しました。
この時点で買いポジションを解消し決済すれば、取引手数料的な性格を持つ「スプレッド」が差し引かれたお金が、FX口座に振り込まれる仕組みです。
また、FXは為替変動による利益獲得の他に各国通貨の金利差で利益を狙うことも出来ます。
これがスワップポイントと呼ばれるものです。
各国の通貨にはそれぞれ国が定めた政策金利がありますが、この金利差によって保有した金額に対する保有期間分の金利を受け取ることができます。
更にFX取引は、少額の資金を利用して大きな金額を動かせるレバレッジ(てこ)の機能があります。
投資家の安全性を考慮して、近年、最高レバレッジ倍数は引き下げられましたが、投資家は、FX会社に預託した自己資本金(証拠金)を元手に、その数倍から数10倍もの金額の取引を行うことが現在でも可能で、このレバレッジいがFX取引の大きな魅力となっています。