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2.為替レート

為替レートとは、日本円と海外の通貨、或いは2国間の通貨を交換する時の取引価格、または、相場のことを意味します。
例えば、「1ドル○○円○○銭」というのは米ドル/円の為替レートです。
現在は、変動相場制(取引価格が決められていることを固定相場制と呼ぶ)が採られているので、為替レートは様々な要因で刻々と変動します。
日本円何円で、1ドルを買える(交換)できるかが、為替レートなので、自国通貨の価値を計ることが出来ます。
例えば、1ドル100円と80円の時を比べれば、80円の時の方が同じ1ドルに対して少ない金額で交換(買える)できるので、円の価値が上昇し、いわゆる円高になったと言います。
これに関連する良く聞く言葉に、為替差益や為替差損と言う言葉があります。
為替差益とは、為替レートの変動によって得られる利益のことをいい、これとは反対に、損失が発生すれば、為替差損といいます。
例えば、1ドル80円の為替レートで、8万円分のドル(1000ドル)を購入し、その後、為替レートの変動によって、1ドル90円になったところでドルを売って円に戻すと、9万円になり、1万円の為替差益が手に入ります(実際は、ドルを買う値段と売る時に値段が異なるので、多少利益は少なくなる)。
一方、その後ドル高に転じ、1ドル70円の為替レートでドルを売却した場合は、7万円になり、1万円の為替差損が生じます。

取引と言われる以上、外国為替取引にも「売り手」と「買い手」が存在します。
為替レートは、ある国の通貨を売りたい売り手と、買いたい買い手が合意したレートに収斂され、その価格で取引されます。
売り手も買い手も、各国の財務状況や、景気、社会紛争等のあらゆる世界経済に影響を与える情勢の変化等の情報や過去の値動き等分析を駆使して、売買の判断をしています。
この為替レート変動があるので、FX等の投資で、利益をあげるチャンスが生まれるのです。

ただ、FXは、株式市場等のいわゆる市場取引ではなく、FX取り扱い業者と顧客といった当事者間でレートや数量などの条件が合致すれば取引が成立する取引です。
この当事者間取引のことを相対取引といい、世界中の投資家がそれぞれ相対取引を行っているので、この場合の為替レートは同時に多数存在します。
新聞やテレビなどで入手できる為替レートは、複数の市場参加者から情報を入手したものを公開している、いわば参考値で、必ずその為替レートで取引できるというわけではないので注意してください。